〔040〕裏明神

兵庫県夢前町

2014年11月04日


兵庫100山に戻る

Road Map :県道23号線を四辻から県道411号線に入り、明神湖の東側道路に向う。
Route Map:Vキレットから見返りキツネを経てT字尾根から下山するはずが・・・
日本百名山を一緒に巡った相棒と久し振りにハイキングに行くことになった。相棒のリクエストは高御位山であったが、もっと面白い所として裏明神に行くことにした。裏明神には最近も行っているのでコースは判っているはずであったが、持ち前の方向音痴で登山口から間違え途中のコース修正も間違え、結局は目的地に行けず終いになってしまい、相棒に大迷惑を掛けてしまった。
裏明神
  これまでにも数々の道間違いをしている方向音痴ではあるが、わざわざ相棒を連れて来てでの道間違いは非常に恥ずかしい思いになった。
今日の温泉
  地元の山では温泉に入ることはないのだが、相棒と久し振りに会ったので交流を兼ねて小野の白雲谷温泉 ”ゆぴか” ¥600に行く。
兵庫100山』 裏明神を知っているつもりの自信が裏目に出た。
(明神山)
徘徊時間:2時間11分+一般道歩き20分
明神湖東岸の公園に着くと ”入山注意!”の立て札が無くなっている。 台風で流されたのかと思ったが、この時既に登山口を間違っていた。 山歩きとしては遅い時間の11時37に登り始める。 公園周辺は綺麗な紅葉、黄葉となっていた。
踏み跡がはっきりしない。 何度も戻ろうかと思いながら足は登り続けて行く。 山歩きの鉄則である元に戻ることをさぼってしまった。
踏み跡らしい所はあちこちに見られたが、それは錯覚だった。どんどん藪扱きが酷くなる。
崖にぶち当たるごとに迂回しながら登り続ける。 谷筋の左岸か
右岸か、どちらが正しい方向か判れば気が楽になるのであるが、どちらも間違いだったのだ。
下草の無い樹林帯になるとどこでも歩ける様になり、
取合えず登り続けて行く。
薮扱きしながら岩に這い上がる。
”西の小明神”が見えて、この辺りで方向転換すべきであったのが、
俺の判断でそのまま進んでしまったのが敗因になってしまった。
でかい岩峰にぶち当たり右側に迂回して行く。
1時間にて何やらのピークに着く。 これが ”神元神社”からの登山
コース途中の ”447mピーク”だとは、この時は思いもしなかった。
なので、ここから北側に進んでおれば ”西の小明神”に行けたので
あるが、逆の南側に進んでしまった。
”Vキレット”が見え出し、この時、Vキレット方向に進めば
良かったのであるが、間の谷が深過ぎて躊躇してしまった。
”Vキレット”側へは谷が深いが、”西の小明神”側へは
尾根筋が通っていたのである。
この岩峰は右側に迂回した。
”447mピーク”までは藪扱き道であったが、ピーク
から先は大きな岩が現れ面白い道になってくる。
展望岩に出て、その先は大きな岩の割れ目にロープがぶら下がっていた。
これは完全に神元神社からの登山道なのだが、その時点では気付いていなかった。
補助ロープは朽ちており今にも切れそうな状態だったので、
相棒はロープを使わずに垂直の割れ目を降りて行った。
それを見ておいらも真似をする。
横にも岩が迫っていたのでチムニー降りが出来た。
既に下山モードに入っているが、結果として割れ目岩を下った所で下山の方向を間違い、再び藪扱きとなる。 幾度となく急斜面にぶち当たり、その都度、迂回しながら下り続けて行く。
1時間54分にて沢に出ることが出来て助かったの感になる。ここからの登り直しも考えられたが、今日は下山してしまうことにした。 沢沿いには踏み跡が付いていた。
どこに出るのかも判らず、沢沿いに下って行く。
砂防堰堤が見えて、その先からは畑等が見えて来た。
2時間11分にて ”明神滝”に行く道路に出た。 ここはまったく登山口になっていない所だった。 ここから一般道を明神湖まで歩いて戻る。
明神湖東岸の見事な紅葉。モミジのグラデーションが綺麗だ。
下から見たモミジの紅葉。
明神湖に映えるモミジの紅葉。明神湖の水が綺麗くないのが残念。
イチョウの葉っぱはかなり落ちているが、綺麗な黄葉を見せてくれた。
うらみょうじん